
医師として「がん」という病気に対し、「正面から向き合って患者さまの立場になり、そして私なりの努力をしたい」という想いで、25年以上手術や薬を使いさまざまな治療をしてきました。とくに消化器や呼吸器など数多くの手術を執刀し、がん患者さまと共にがんと戦ってきました。
現在、がん治療は「外科手術、化学療法、放射線治療」が行われ、がんの種類毎に適した標準治療が用意されております。ただしこの標準治療には限りがあり、「もう有効な治療法がありません」という言葉は患者さまやご家族にとって、もっともつらい言葉でもあります。
私は、この標準治療の限界に直面する患者さまのために、他の治療法はないかと長年模索し続けてきました。その探求の中で、がんの特性を理解し、三大標準治療と組み合わせることで相乗効果が期待できる、複合的なアプローチの重要性を強く認識するに至りました。
私たちのクリニックでは、単一の治療法に留まらず、患者さまお一人おひとりの状態に適した、より個別化された複合医療をご提供しています。これは、「あきらめる前に」行うべき治療だと考えています。
全てのがん患者さまが回復しているわけではありません。だからこそ、私は更なる可能性を追求し、三大標準治療などとの複合医療を通じて、より患者さまに適した治療をご提供し続けたいと考えています。
そして、新しい治療の選択肢がもっと普及し、多くのがん患者さまが救われる日が来ることを心から願っています。
医療法人社団桜伸会 さくらクリニック
医療責任者 医院長 吉田 治
院長プロフィール
- 1986年
- 杏林大学医学部 卒業
杏林大学医学部付属病院
消化器外科 - 1988年
- 東京逓信病院
消化器外科(胸部血管外科) - 1993年
- 杏林大学医学部附属病院
呼吸器外科、消化器外科勤務 - 2010年
- さくらクリニック開設
幹細胞療法やがん免疫療法
がん遺伝子治療に取り組む。
副院長プロフィール

堀 和宏
杏林大学医学部医学科 卒業
杏林大学病院 循環器内科入局
東京・千葉・神奈川の総合病院にて医局長、院長を歴任
東京都内複数クリニックにて診療部長、院長を歴任
医療法人社団桜伸会さくらクリニック副院長として就任



