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幹細胞の働き

欠損した部分で必要な細胞に変わる幹細胞

幹細胞の役割の1つに病気やケガで失われた細胞を新しく補充できることです。

ではどのようにして補充することができるのでしょうか。どのようにしてその欠損した部分を見つけ出すことができるのでしょうか。

幹細胞は全身に分布していますが、ある特定の必要とする離れた場所に移動するホーミング効果を持っています。ホーミングとは、目的となる場所にシグナルなどで誘導されて到達することをいいます。例えば、傷ついた部位よりシグナルが出ます。

それをキャッチして幹細胞が血流やリンパ流に乗ってその部位に集まってきます。そのため、傷ついたところに幹細胞は多く分布します。

これはSDF-1/CXCR4というシステムによるものだと考えられています。

幹細胞のホーミング効果

傷ついたところに集まった、幹細胞はそれぞれ分裂していき、血管を新生したり、欠損した細胞を補ったり、いろいろな目的の細胞に変わったりします。

このように、幹細胞が傷ついた部分に集まろうとする仕組みのことをホーミング効果といいます。幹細胞はホーミングすると、3ヶ月くらいで目的の細胞に変わり、傷んだ部位を修復してくれるのです。